文章を書くのがテクニカルライターの仕事です。
テクニカルライティングだけでなく、いつもスッと頭に入る文書を書いてください。
それが、テクニカルライティングのレベルを高めることにもなります。
仕事ができない人の文書には、大きな特長があります。
じっくり読まなければ頭に入ってきません!
これは、ビジネスでは致命的です!
ビジネス文書は、小説や学術書ではありません。
忙しいビジネスシーンでは、スッと頭に入ってくることが必要です。
テクニカルライティングも同じ、そんなマニュアルは、読む気がしなくなります。
(評価されません!)
スッと頭に入ってこない4つの理由を紹介します。
理由1:文章が長い
長い文章は、係と受けが複雑になり、誤解を招きやすくなります。
かなり国語力が高くないと書けません。
読む方も理解するのに時間がかかります。
テクニカルライティングと同じです。
1文の長さは、40~50文字以内で書いてください。
短い文章は誤解を招きません。
そして、1つの段落は5文までにしてください。
復習してください!
高学歴で教養のある人が、よくやってしまう文章です。
これが上司だったりすると、読まざるを得ません。
迷惑な話です(汗)。
理由2:接続詞「が」を使っている
接続詞「が」には、順接と逆説の意味があります。
逆説:本日は小雨ですが、予定通り運動会を行います。
順接:運動会が行われましたが、そこで私は開会の宣言をしました。
接続詞「が」は、できるだけ使用しないでください。
景気がよくありませんでしたが、売上は目標を達成しました。
「が」を使用しない方が、スッと頭に入ります。
景気がよくありませんでした。しかし、売上は目標を達成しました。
景気がよくなかったものの、売上は目標を達成しました。
理由3:見出しがない
本を読むとき、目次を見ると、何が書かれているか、
どんな流れで書かれているかわかります。
見出しは、情報を伝えるときに、とても重要です。
マニュアルのタイトルと同じです。
相手に何をして欲しいのか、一目でわかってもらえるように、
【相談】【連絡】【依頼】【御礼】
文書の目的をタイトルに書いてください。
【連絡】営業会議の開催日時
【依頼】営業報告書の提出期限
注意
「営業会議について」という書き方をよく見ます。
これは具体的ではないので注意してください。
営業会議の何?と思われます。
理由4:普通の言葉(口語)で書かれていない
テクニカルライティングと同じです。
復習してください!
いかにして 〇どのようにして
少なからず 〇とても
かつては 〇以前は
故に 〇だから
を有する 〇持っている
お役所言葉も使わないでください。
可及的に速やか、善処する、鋭意努力する、
あいまいです。
誰が、いつ、どうするのかを具体的に書いてください。
スッと頭に入ってこない文書は、評価を大きく下げます!
逆にスッと頭に入る文章は、あなたの評価を高くします!
普段から意識して文章と向き合ってください。
これが、短期間での上達につながります。
折角ライティングの仕事をしているのです。勿体ない!
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