短期間で上達できるテクニカルライティング

コツを知れば短期間で上達します

その6:納得!読むみ気になるレイアウト|文字の壁は最悪!

読者が読む気になるレイアウトを意識してください。
行間が狭く、びっしり文字で埋まっている、まるで文字の壁!
タイトルも本文も同じ文字サイズで情報が探しにくい!
見ただけで読む気が失せます。

f:id:openup21:20220219152851j:plain(ビジネス文書も同じです)

製品が素晴らしくても、マニュアルがわかりずらければ、上手く使えません。
そのため、使いにく製品だという印象が残ります。
だから、読みやすいレイアウトは大切です。

情報の区分を明確にする

情報の区分を明確にしてください。

・タイトル ・ヘッダ ・注意事項(危険・警告・注意)

・本文(説明文)・イラスト ・手順と結果 ・特記事項 ・参照

f:id:openup21:20210716125530j:plain

そして、それをレイアウトに落とし込みます。

シンプルなデザイン

半面率は70%以下、空白が読みやすくします。
しかし、レイアウトは凝りすぎないでください。
無駄に時間と費用が掛かるだけです。
工業製品の取扱説明書は、シンプルが一番です。

f:id:openup21:20220310160533j:plain(シンプルが読みやす)

消費生活用製品(民生品)での注意

消費者が、メーカーのサイトでマニュアルを確認することがあります。
マニュアルを見て、購入を判断する場合があります。

マニュアルが、販売促進資料の役割を果たすことがあるので、
少しだけ凝ったデザインも必要です。

Zの法則とFの法則

人間の目の動きに着目した法則です。

Zの法則
人は大まかに内容を確認するとき、
目線が左上→右上→左下→右下と動きます。
アルファベットの「Z」のように動きます。

Fの法則
人は詳細に内容を確認するとき、

目線が左上→右上→少し下がって左→右(繰り返し)動きます。
アルファベットの「F」のように動きます。

左側、上に注意が向きます。
左上にタイトル、右上にヘッダー(章タイトル)は、
検索性を高めるので理にかなっています。

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