短期間で上達できるテクニカルライティング

コツを知れば短期間で上達します

マニュアル制作に携わっている方、あなたのやりがいは何ですか?

マニュアル制作に携わっている方、あなたのやりがいは何ですか?

コーディネータ、テクニカルライティング、翻訳、DTPなど
さまざまな工程を経てマニュアルはできあがります。

正しくわかりやすいマニュアルは、
製品を買った方が、正しく製品を使うことができます。

安全に関して正しくわかりやすく書かれいれば、
安全に製品を使うことができます。

必要な情報が不足、間違った情報、わかりずらいマニュアルでは、
製品が壊れたり、使っている方が怪我をするかもしれません。

マニュアルは製品の一部です。

製品がどんなに素晴らしくても、マニュアルがわかりずらいと、
製品そのものが使いずらいと思われるかもしれません。
製品イメージや企業イメージを大きく傷つけてしまいます。

わかりやすいマニュアルは、製品製品イメージや企業イメージを高めます。

こんな話を聞いたことがあります。
あるメーカーの社長がお客様を訪問した際、
「貴社の製品は素晴らしい、でもマニュアルがわかりにくので、うまく使えない」
という声を聞きました。
これは製品イメージに大打撃です。
すぐにマニュアルを見直すように大号令をかけました。

良いマニュアルは、お客様からの問合せや苦情を減らす

今から40年ほど前、パソコンが急速に普及したとき、
技術者がマニュアルを書いていました。
そのため、専門用語の羅列で読者は何をどうしたらよいかわからず、
メーカーへの問い合わせ電話がものすごい数になりました。
対応が悪ければお客様は離れてしまいます。
メーカーは人員を増やすなど、その対応に苦慮しました。
大きな費用負担です。

こんな話を聞いたことがあります。
サービスマンがお客様を訪問しました。
操作が間違っていただけで修理は不要でした。
その時、お客様から「マニュアルがわかりずらくて間違ってしまった。」と言われ、
サービス費用(交通費などもあり、通常は数万円以上です)を請求できませんでした。
大きな損害でした。

日本のモノづくりに貢献しているというプライド

日本の工業製品、モノづくりは世界に誇れるものです。
その製品は、多くに人が知恵、工夫、汗、心で作り上げたものです。
多くの人の思いがこもっています。

だからこそ、同じ思いをマニュアル制作に携わっている人は持つべきです。
知恵、工夫、汗、心を込めて作ることが大切だと思います。
そのモノづくりに貢献しているプライドを持ってよいと思います。

こんな話を聞いたことがあります。
ある製品のマニュアルを開発担当者に見てもらいました。
開発担当者が言いました。
「このイラストの線がもう少し太いとかっこよくありませんか。」
「もう少しレイアウトをかっこよくできませんか。」
正直、面倒だなと最初は思いました。
開発担当者が続けます。
「この製品は私が初めて手掛けたので、マニュアルも少しでも良くしたいのです。」
これを聞いて、面倒だなという思いは消えました。彼の思いがわかりました。
何とか、少しでも良くしよう!

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思いを理解して!

ホリエモンさん(堀江貴文氏)の刑務所の話は有名です。
刑務作業で1日50個の紙袋を折るのですが、目標の数に届きません。
どうやったら早く折れるか、毎日工夫して取り組んだ結果、
79個の紙袋を折ることができたそうです。
そして、単純に楽しい、うれしい、そして達成感を感じたそうです。
退屈はしなかったそうです。
すごい、さすが、すばらしいと思いました。

どんな仕事、どの工程にも、工夫の余地はあります。
指示された通りにだけ仕事をしているよりも楽しいはずです。

イヤイヤ仕事をしても8時間、楽しんで仕事をしても8時間!

泣いても一生、笑うても一生!

このやりがいのある仕事を楽しんでください。

想像してください。

貴方の作ったマニュアル、日本中や世界中の方が読んでいます。

お客様がマニュアルを読んで「わかりやすい」と喜んでいる姿

お客様がマニュアルを読んで「わかりずらい」と怒っている姿