ライティングを上達したければ30日間だけ実行してください。
なぜ、このようにしつこく、何度も書くのか、
それは、多くの実行できないライターを見てきたからです。
この記事を読んでくれた方には、本当のプロになって欲しいのです。
できるようになれば、仕事が楽しくなります。
短く書く、普通の言葉で書く、誤解を招かないように書く、安全の知識、
ボリュームも決して多くありません。
むずかしくはありませんし、一度読めば分かります。
すでに知っているかもしれません。
でも「わかった、知っている」で終わる残念な人を多く見ました。
そうではなく、
「人に教えることができるか?」
「実行できているか?」と考えてください。
実務の中で自然に使える人は少ないのです。
カンペを自分で作り、
原稿を書く前に毎回カンペに目を通す!
自分がやってしまいそうな要点をまとめます。
-------------------カンペのサンプル------------------------
短い文章で書く!
✅1文の長さを40~50文字以内の短い文章で書く!
✅箇条書きを活用する!
✅一文一義一で書く!
✅余計な修飾語を入れない!(副詞、接続詞、形容詞を捨てる)
✅長々した表現は使わない!
しかしながら ⇒ しかし
~することにより ⇒ ~すると
~する必要がある ⇒ 必要です(~してください)
✅意味が重なった表現に注意する
一番最後 ⇒ 最後
各グループごと ⇒ 各グループの予定/各グループの予定
約3キロメートル ⇒ 約3キロメートル/3キロメートルほど
・
自分が苦手な項目には、NG例とOK例を入れてください。
コツを正しく理解し、自分の実力を知らないないと作れません。
だから、カンペを作るには時間がかかります。
ここで手を抜かないでください。挫折しないでください。
だからカンペができた時点で、貴方の実力は高まっています。
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書籍も参考にしてください。
そして原稿を書く前に毎回確認します。10分もかかりません。
これは、小さな努力で大きな効果を得る方法です。結果の出る努力です。
<80:20の法則>
パレートの法則とも呼ばれています。
上位20%の要素で全体の80%程度を占めることが多いという経験則です。
「上位20%の顧客で売上げの80%を占める」
「上位20%の商品で売上げの80%を占める」
「故障原因の上位20%で80%の故障を説明できる」
すべてに20:80の数字が当てはまるわけではないですが、、、
20%の重要な要因を解決すれば、80%の成果を得ることができます。
微差の積み重ねが大きな差になることを理解してください。
1.01と0.99の法則です。
<1.01と0.99の法則>
1.01と0.99にはわずかの差しかありません。
1.00を現状とすれば、0.01(1%)増えるか減るかです。
でもこれが1年(365日)で考える。365乗つまり365回掛けます。
1.01の365乗 = 37.7834343
0.99の365乗 = 0.0255179645
毎日1%の成長、わずかな努力でも、長い時間でみると大きな差になります。
カンペを自分で作り、原稿を書く前に毎回カンペに目を通す!
30日間続けると実感できます。
この記事を読んだ直後の実力を“100”とします。
読んだ直後、差はありません。
実行した人は30日後には、“135”の実力になります。
実行しない人は30日後には“74”の実力になります。
倍近い差がつきます。
エビングハウスの忘却曲線や学習曲線によれば、もっと大きな差になります。
<忘却曲線>
人は忘れる生き物です。
20分後には 42%を忘れる
1時間後には 56%を忘れる
1日後には 74%を忘れる
1週間後には 77%を忘れる
1か月後には 79%を忘れる
1日の間に急激な忘却が起り、その後の忘却は緩やかになります。
だからこんな説があります。
24時間以内に10分間の復習記憶率は100%に戻り、
次の復習は1週間以内に5分間すれば記憶がよみがえり、
次は1か月以内に2~4分間復習すれば、また記憶は復活する。
<学習曲線>
学習の成果は、私たちが思い描いているのとは全く違います。
一直線には行きません。
すぐには効果が出ないため、そのギャップに人は苦しみます。
ある地点まで緩やかにカーブし、ある地点で大きく成果が出ます。
この地点までに、ほとんどの人が挫折します。
30日間だけ続けてください、必ず実感できます!
まず、初級のプロになり、本当のプロを目指してください。
ライティングの仕事を楽しめるようなってください。
実行しないライターを何人も見ました。
毎回、上司のチェックで修正させられ悩みます。
「一生懸命やっているのですが、、」「自分には向いていないのでは、、」
悩んでも何も解決しません。そして、辞めて行く人もいます。
スポーツと同じです。
「インコースの球は脇を締めて、、、、、」
頭でわかっていても、練習しなければできません。
こんな人もいました。
「毎日15分、〇〇の本を読みます」でも1週間しか続きません。
3日坊主も10回やれば30日なのに、残念です。
そして、あるとき、その知識が必要な時がきました。
今度は「読む時間が足りません」です。
その人には、その仕事は任せてもらえません。チャンスを逃します。
そして「私は頑張っているのに評価されない。」と悩みます。
テクニカルライティングは、誰でも上達できますが、
天才でない限り、まったく練習せずに上達はできません。
少しの努力を惜しまないでください。