一生懸命やっているのですが、なぜか仕事が遅い人がいます。
約束の期日に間に合わない、、、徹夜でもしなければ間に合わない、、、
いつもこんな風です。
「私はダメだ」「能力がない」、、、自己嫌悪です、、(涙)
(焦れば質も下がります)
仕事が遅い人は、この2つをしません。
- 仮説を立てる
- 計画を立てる
そうです、段取り不足、段取りをしていない!
「仕事は段取り八分」に気づいてください。
仮説を立てる
[例:新製品のパンフレットを作る]
- どんな人に読んでもらうのか:会社員、男性/女性、若い人/年配の人、、
- どこで渡すのか:店頭、展示会、ネット、、、
- いつ読むのか:店頭、自宅、歩きながら、、、
- 何を求めて読むのか:成長したい、時間を短縮したい、、
- どうやったら喜ばれるのか:持ち運べるサイズ、大きな文字、少ない枚数、、
5W1Hで仮説を立ててください。すると、見えてくるはずです。
- どんな情報が必要か
- どんな表現が良いか
- どんな体裁が良いか
- どんなサイズが良いか、、、
仮説を立てないと、方向性が見えません。地図を持たずに進むのと同じです。
明確に文字にして、頭の中を整理してください。
マニュアル制作で言えば、こうなります。(詳細は省きます)
- 製品の情報の収集
・開発コンセプト・製品の位置づけ・機能、性能、仕様
・使用目的と予見できる誤使用・安全性・操作性・ターゲットユーザー - 製品を分析
・製品背景の分析・製品特徴の分析・導入作業の分析
・製品機能の分析・操作性・作業性の分析 - ユーザー(使用者)の分析
・製品を使用するために必要な知識、経験、環境、資格
・使用目的と予見できる誤使用 - 記載しなければならない情報の洗い出し
- 目次構成(ストーリー)
- 表現設計
仮説は間違っていることもあります。
しかし、明確になっていれば修正は簡単です。
計画を立てる
何をいつまでにするか、具体的にしてください。
必ず、期限を設定してください。
- 仮説を立てる 〇/〇〆切
- 上司・同僚に確認 〇/〇〆切
- 資料を集める 〇/〇〆切
- デザイン体裁を決める 〇/〇〆切
- 上司・同僚に確認 〇/〇〆切
- 文章を作成する 〇/〇〆切
- 上司・同僚に確認 〇/〇〆切
上司・同僚に確認を、必ず入れてください。
別の人に見てもらうと、気づかなかったことや漏れていることが見つかります。
確認してもらう時は、口頭だけではなく、書面も添えてください。
必ず、自分の考えを明確に伝えてください。
「私は、〇〇と思うのですが、意見をお願いします。」
自分の考えを伝えない、こんな相談は、NGです。
「〇〇について、アドバイスをください。」
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マニュアル制作では、
仮説と計画を記載する、ライティング設計書(仮称)を準備してください。
明言します。
できないライターほど、すぐに原稿作成に取り掛かります!