仕事ができない人は書かない、頭の中をライティングする効果を紹介します。
頭の中で思っていることことは、何となくボヤっとしています。
すっきりと整理整頓されていない状態です。
人は、いろんな思いや考えが次々に湧き、忘れていきます。
その中に、素晴らしい思いや考えがあることもあります。
しかし、次の瞬間に別の思いや考えが湧き、消えて行きます。
水蒸気でできた雲は、形も定まりません。
浮かんでは消えます。
以前、発明家の方の話を聞きました。
その方は、いつもメモ帳とペンを持ち歩ているそうです。
そして、ふと思ったこと、考えたことをメモ帳に書くそうです。
寝るときも枕元にメモ帳とペンを置き、すぐに書けるようにします。
何十、何百のメモの中に1つの素晴らしいアイデアが見つかる!
この話を聞いたとき、発明は突然の閃きではないのだと教えられました。
人並み以上の努力をしているのだ、、、、
ここまでは、さすがに真似はできないと思いました。
頭の中の思いや考えには、はっきりとした形がありません。
水蒸気で出来た雲のようなものだと思います。
言葉にして、メモ帳に書き、記録することは大切です。
今は携帯電話やPCが利用できます。
- 言葉にすることで水蒸気が水に変わります。
- 書くことで水を瓶に入れて保管できます。
- 瓶は持ち運ぶことができます。
- 必要なときに蓋を開けて飲むことができます。
仕事ができない人は、書かない!
多くの方が指摘しています。
頭の中でわかったように思っていても、それはわかったつもりの状態です。
言葉にしてみると、書いて初めて整理され形になります。
セミナーを受講すると、参考になった、今後の仕事に活かしたいと言う人がいます。
しかし、それもわかったつもりの状態です。
言葉にしてみると、書いて初めて役に立ちます。
セミナー受講後にレポートを書くことは大切なこです。
水蒸気が水になり、瓶に入れることになるからです。
素晴らしい思いや考えが、消え去ってしまうのはもったいない!
半年後、1年後、数年後に見直したときに、何かを感じると思います。
もちろん嫌な思いや辛い思いは忘れた方がよいのでしょうが、
幸いに人間は忘れる生き物です。
- 20分後には 42%を忘れる
- 1時間後には 56%を忘れる
- 1日後には 74%を忘れる
- 1週間後には 77%を忘れる
- 1か月後には 79%を忘れる
書くことが仕事のライターです。
ライティングでけでなく、
いつも頭の中をライティングすることを意識してください。
何か新しい発見があるのではないでしょうか。