短期間で上達できるテクニカルライティング

コツを知れば短期間で上達します

間違った学びでは成果が出ません、正しい順序(知覚動考)を知ることです

間違った学びでは成果が出ません、正しい順序(知覚動考)を知ることです。

仏教の言葉に、知覚動考(チ・カク・ドウ・コウ)という言葉があります。

知覚動考(とも・かく・うご・こう)と覚えてください。

1.知る 2.覚える 3.行動する 4.考える

この順が結果を得ることができるという教えです。

f:id:openup21:20210927130401j:plain

やるなら成果が出る方法で!

<◎知覚動考の例>

1.授業を聞いて新しい数式を習う

2.復習して数式を覚える

3.問題集をやってみる

4.正しくできたかを確認し、間違った場合は、なぜ間違ったかを確認する

<✖知覚考動の例>

1.知る 2.覚える 3.考える 4.行動する

考えてから行動するより、行動してから考えた方が深く考えることができます。

1.授業を聞いて新しい数式を習う

2.復習して数式を覚える

3.問題集の答えを見て、どうすれば解けるかを確認する

4.問題集をやってみる、当然正しくできます。

しかし、応用力が身に付きません。

いざ本番で少し捻った問題が出ると解けません。

f:id:openup21:20211004110016j:plain

<✖知覚考の例>

考えて、立ち止まって行動しません。

1.授業を聞いて新しい数式を習う

2.復習して数式を覚える

3.問題集の答えを見て、どうすれば解けるかを確認する
 自分ではわかったつもりですが、いざ本番では解けません。
 わかったつもりだからです。

<◎知覚動考の例>

1.セミナーに参加して、部下を教育するための知識を学びます。

2.復習し、学んだことを覚えます。

3.実際に職場で試してみます。

4.想定していなかった部下の反応で上手く行きません。
 何が良くなかった、学んだ内容を見直しながら考えます。
 そして再度、試します。

<✖知覚考動の例>

1.セミナーに参加して、部下を指導するための手法を学びます。

2.復習し、学んだことを覚えます。

3.部下がどんな反応をするか、さまざまなシミュレーションを考えます。

4.実際に職場で試してみます。
 想定していなかった部下の反応に慌てます。
 再度、何が良くなかった、学んだ内容を見直しながら考えれば良いのですが、
 この方法はダメだとあきらめることが多く見受けられます。

 考えても、実際は異なることが多いものです。
 まったく考えるなと言うのではなく、考え過ぎは良くありません。

<✖知覚考の例>

1.セミナーに参加して、部下を指導するための手法を学びます。

2.復習し、学んだことを覚えます。

3.部下がどんな反応をするか、さまざまなシミュレーションを考えます。
 結果、自社には適用できないと行動をしません。
 だから何も変わりません。セミナーの時間とお金は無駄になります。
 
どんなに知識をしっかり覚えても行動しなければ結果は出ません。
ただのノウハウコレクターです。

<✖不十分な知覚の例>

1.セミナーに参加して、部下を指導するための手法を学びます。

2.復習もせずに、実際に職場で試してみます。
 うろ覚えの知識で指導しても上手く行きません。

行動すればよいというものではありません。
知識をしっかり覚えずに行動しても失敗します。

こんなライターをどう考えますか?

勉強会が開かれました。事前に1冊の本を読むように指示がありました。

参加者に聞くと、全員が読んだと言います。

勉強会で例題を複数を出し、講師が質問します。

「この文章を見たことある人はいますか?」

参加者が答えます。「初めて見る文章です。」

読んでいるはずなのに、なぜでしょうか?

不十分な理解しかしていないのです。学び方が間違っているのです。

知覚考動になっている!

本には、例題と解説が書いてあります。

自分で考えずに解説を読んで、わかった気になっていたのです。

自分で考えて、答えを書いてから、解説を読むべきなのです。

動いていないのです。

知覚が不足している

一度、読んだだけで覚えていないのです。これでは、身に付きません!

速読解力は、あなたの仕事変えるツールになります。