書く力が身に付いているか、問題に答えて確認してください。
手順を書くについての簡単な例題です。
悩むことなく解ければ、もう大丈夫です。
解答は後でご覧ください。
問題
<Q1>
- [復帰]ボタンが押されると、「復帰」と画面に表示します。
- .次に、[実行]ボタンが押されると、復帰動作を実行します。
- 帰動作中は「復帰中」と画面に表示し、復帰が完了すると「復帰完了」と表示します。
- .最後に、[確認]ボタンが押すと、作業は完了です。
<Q2>
ロッドの調整方法
ロッドを伸ばす場合は、伸縮レバーを使用します。2段目ロッドまたは3段目ロッドに切り換えます。ただし、2段目ロッドを伸ばした後でないと、3段目ロッドを伸ばすことができません。
<Q3>
蛍光灯の交換方法
- 初めに、カバーを左に回して、カチッと音がする位置でカバーを取り外します。
- 次に、カバーを床に置き、蛍光灯本体のコネクタを取り外します。
- そして、蛍光灯本体を左に回し、カチッと音がする位置で赤いピンを押します。
- 蛍光灯本体がフリーの状態になりますので、取付金具から古い蛍光灯本体を抜き取ります。
- 新しい蛍光灯本体の凸部部を取付金具の凹部に合わせて挿入して、右に回します。
- カチッと音がする位置で赤いピンを押して、新しい蛍光灯本体を固定します。
- 初めに外したカバーの矢印マークを蛍光灯本体の矢印マークに合わせて押し込み、右に回して固定します。
解答
<A1>
- [復帰]ボタンを押します。
・画面に「復帰」と表示されます。 - [実行]ボタンを押します。
・機械は復帰動作を実行します。
・復帰動作中は、画面に「復帰中」と表示されます。
・復帰動作が完了すると、画面に「復帰完了」と表示されます。 - [確認]ボタンが押します。
・作業は完了です。
(余計な言葉は省く)(1動作1手順)
(操作と結果を分ける)(能動態と受動態を使い分ける)
<A2>
ロッドの伸ば方
- 伸縮レバーを2段目ロッドに合わせます。
- 2段目ロッドを手で伸ばします。
【注記】 3段目ロッドは単独で伸ばすことはできません。
2段目ロッドを伸ばしてから3段目ロッドを伸ばしてください。 - 伸縮レバーを3段目ロッドに合わせます。
- 3段目ロッドを手で伸ばします。
(タイトル見直し)(操作と結果を分ける)
(操作する順に書く)(注記は明確に書く)
<A3>
蛍光灯の交換方法
【注意】 点検の行き届いた脚立や台を使用してください。
<ステップ1:カバーを取り外す>
- カバーを左に回します。
- カチッと音がする位置でカバーを取り外します。
- カバーを床に置きます。
<ステップ2:古い蛍光灯本体を取り外す>
- 古い蛍光灯本体のコネクタを取り外します。
- 古い蛍光灯本体を左に回します。
- カチッと音がする位置で赤いピンを押します。
【注意】 古い蛍光灯本体がフリーの状態になるので手を離さないでください。 - 古い蛍光灯本体を取付金具から抜き取ります。
- 古い蛍光灯本体を床に置きます。
<ステップ3:新しい蛍光灯本体を取り付ける>
- 新しい蛍光灯本体の凸部部を取付金具の凹部に合わせて挿入します。
- 新しい蛍光灯本体を右に回します。
- カチッと音がする位置で赤いピンを押して、新しい蛍光灯本体を固定します。
<ステップ4:カバーを取り付ける>
- 手順2で外したカバーの矢印マークを蛍光灯本体の矢印マークに合わせて押し込みます。
- カバーを右に回して固定します。
(余計な言葉を省く)(1動作1手順)
(安全に配慮し注意事項を目立つように書く)
(使用者がマニュアルを読みながら作業できないことを想像する)