テレビのコマーシャルです。
研修を受けた若者が、習いたての横文字で自慢気に話します。
すると「お前、研修の影響を受けまくりだな」と笑われます。
ぎこちないのですね。
大人の学びは楽しい、でも最初は生臭く、ぎこちなく、カッコ悪い
学校時代は、イヤイヤ、仕方なく学び(勉強)をした人も多いと思います。
重石のようです、、、、
でも、大人になってからの学び(勉強)は楽しいものです。
でも最初は、生臭く、ぎこちなく、カッコ悪いものになります(笑)。
10年前にある勉強会に参加した方の話です。
久しぶりに勉強会に参加した時の言葉です。
「10年前、とてもいい話だと思って参加させていただきました。
でも、無理にほめている仲間を見て、鼻についたんです。
すごく不自然にも感じました。
こんなの部下に言ったらドン引きされると思って辞めました。
でも、今日、その時の仲間が成長しているのを見て、ビックリしました。
だから、もう一度、勉強し直そうと思いました。」
(うさん臭い)
そうなんですね、学んだことをすぐに使うのは、いわゆる付け焼刃なんですね。
「あの人は〇〇〇〇タイプ、〇〇〇〇が良くないんだね。」
専門用語が飛び交ったり、生臭く、ぎこちなく、カッコ悪いものなんです(笑)。
身に付いていないんです。
学びと言うのは、まず知ることです。知らなければ使いようがありません。
次に使ってみることです。でも、付け焼刃ですから、ぎこちないんです(笑)。
それを使い続けて初めて、自分のものになり、自然になってくるんです。
資格、たとえば会計士の資格を取ったとします。
それは、会計の専門家としてスタートラインに立ったということです。
それからの学びが大切なわけです。
ハムを作るときと同じです。
最初は生臭いですが、熟成され、生臭さがなくなり美味しくなります。
この生臭さを知る過程は、避けて通れないのです。
(生臭い)
学んだことが全て役に立つことはありません。役に立つのは一部です。
時には不要なモノを削って自分を熟成させてください。
大人になっての学びは、強制されません。
自分の学びたいことを学べます。だから、楽しいんです。
でも、人間は弱いものです。
日々の仕事に追われて時間が取れないなどの理由を付けて辞めてしまいがちです。
だから、セミナーや通信講座などの環境に自分を放り投げることも必要です。