短期間で上達できるテクニカルライティング

コツを知れば短期間で上達します

その4:ほんの少しの気遣いで読みやすくなる!

読みやすくするために、少し気を配って欲しい、6つのポイントを紹介します。
少しの気遣いが、読みやすくします。

能動態と受動態を使い分ける

・[戻る]ボタンが押されると、ホーム画面を表示します。
・[OK]ボタンが押されると、データを書き換えます。

  間違いではありませんが、

・[戻る]ボタンを押すと、ホーム画面が表示されます。
・[OK]ボタンを押すと、データが書き換えられます。

  • 使用者の行為は能動態
  • 機械や装置の動作は受動態

「など」を使わない

カミナリ警報が出ている地域は、石川県、福井県富山県などです。
新潟県に住んでいる方は、「など?」、新潟県も入るの?と思います。
技術文書では、あいまいな表現「など」は使わないでください。

manua.jpg

読点を上手く使う

読点は文を読みやすくするだけでなく、係受けをハッキリさせる役割があります。

生産性向上に貢献する〇〇〇〇機能と□□□□機能
(貢献するのは両方?片方?)
  ⇓
生産性向上に貢献する、〇〇〇機能と□□□□機能
(貢献するのは両方)
生産性向上に貢献する〇〇〇機能と、□□□□機能
(貢献するのは片方)

hirameki.jpg

行うに注意する

実験を行う   右矢印1 実験する
処理を行う   右矢印1 処理験する
製造を行う   右矢印1 製造する

この表現は間違っていませんが、技術文書ではまだるっこしく感じます。

「から」と「より」

B点より15㎝離れた位置に設置してください。
 ⇓この表現は間違っていませんが、
B点から15㎝離れた位置に設置してください。

「から」は始点|「より」は比較で使ってください。
(よりは、少し古臭い感じもします)

文末を統一

ですます調など、文末の統一は、当たり前です。
しかし、長い技術文書では、見過ごされることがあります。

~しても構いません。~しても問題ありません。~することも可能です。
混在、しばしば見ます。

日本最大のまなびのマーケット|文章の書き方講座も豊富!


プロから教わるビジネス講座・ウェブ講座が1,000円から!
気軽に学べる日本最大級のまなびのマーケット
登録は無料!
ビジネスから趣味まで、累計受講者数78万人突破!
趣味ライフスタイル、料理グルメ、デザイン
写真、映像、起業、副業、語学、スポーツ、アウトドア
自己啓発、ライティング、電子書籍自費出版

文章を書くを学ぶ